【注意喚起】子どもが知らない間にオンラインゲームで高額課金をしてしまう事例が多発しています(注意すべきポイント)

無料のはずが高額請求を受けたり、子どもが遊んで知らない間に高額課金しているなど、オンラインゲームに関するトラブルが発生しています。

事例①

テレビで無料とCMをしているゲームサイトに、無料ならと思い、娘のために自分のスマホで登録。娘はアイテムを多数購入して遊んでいたが、本当にお金が必要になるとの認識はなかった。後日カード会社から約10万円もの請求書が届いた。

事例②

カード会社からオンラインゲームの利用料金約50万円の請求があった。驚いて息子に聞くと、夫のクレジットカードを抜き取り、カード番号を入力して利用していたことを認めた。さらに、息子の話では、年齢確認画面で11歳と入力したらゲームができないので、20歳以上と入力していたとのこと。

保護者の方に注意していただきたいこと

  1. クレジットカードの管理に気をつけましょう
    カードの名義人ではない子どもがクレジットカードを利用してしまった場合、クレジットカード会社から、カードの名義人に対して管理責任を問われることもあります。簡単に持ち出しできないよう、クレジットカードの管理方法を工夫しましょう。
  2. ペアレンタルコントロールを活用しましょう
    ゲーム端末やOSによっては、あらかじめ利用できる機能に制限をかける「ペアレンタルコントロール」の設定が可能です。子どもが利用する端末に「ペアレンタルコントロール」を設定すれば、時間帯を指定して接続を制限したり、有害サイトの閲覧制限が可能となります。
  3. 親子でゲームの遊び方について話し合いましょう
    子どもはお金を使っている実感がなく、際限なくアプリを購入してしまったというトラブルが寄せられています。クレジットカードの仕組みを、分かりやすく教えてあげてください。
    また、子どものアプリ課金を、保護者が常に監視することは困難です。例えば、アプリでの課金の際には、必ず保護者に相談するなど、子どもと一緒にルールを決めることも有効です。

その他の注意ポイント

  • 無料と有料の境目を十分見極め、有料サービスの利用時には、課金状況を随時確認しましょう。
  • 不正アクセスによる高額課金の被害も発生していますので、他人はもちろん、たとえ友人であっても、パスワード等の登録情報は絶対に教えないよう注意しましょう。

相談窓口のご案内

上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。