【製品事故①】電気ストーブによる火災事故

衣類やカーテンが接触して発火するケースが多発。就寝中の使用や、転倒防止機能のない製品には特に注意が必要です。

事例

【事例1】就寝中に寝返りを打った際、足元付近に置いていた衣類が電気ストーブに接触し出火した。初期消火を試みたが消火できず、逃げ遅れて死亡した。(80歳代)

【事例2】電気スチームストーブを足元で使用していると、蒸気にお湯の粒が混じって飛び火傷した。(50歳代)

製品の選び方

  • 信頼できる販売元から購入。
  • PSEマークの有無を確認。
  • リコール情報を事前にチェック。

【リコール情報のページ】製品に不具合や安全上の問題がある場合、事業者が回収や無償修理を行う「リコール情報」が公表されています。

消費者庁 リコール情報サイト(外部リンク)

経済産業省 リコール情報ページ(外部リンク)

製品評価技術基盤機構(NITE) 製品事故・リコール情報(外部リンク)

使用時の注意事項

  • 取扱説明書をよく読む。
  • 転倒時オフ機能が正常に作動するか確認する。
  • ストーブの周囲に可燃物を置かない
  • 就寝中や外出時は必ず電源を切り、プラグを抜く。
  • 電源コードやプラグが変形・破損していないか確認(たこ足配線×)
  • ヒーター部分や吸気口のほこりを掃除する。
  • 発煙・異臭・異音・異常な熱を感じたらすぐに電源を切り使用を中止。 メーカーや販売店に相談する。

その他の製品事故のページ

リチウムイオン電池搭載製品の事故(モバイルバッテリーや携帯扇風機、自転車など)

家庭用電気ポットの転倒によるやけど

折りたたみ椅子の破損による転倒・骨折

神戸市こども家庭局HP「乳幼児の製品事故について」(外部リンク)

参考ぺージ

(参考1) 電気ストーブを使用中の火災に注意!(国民生活センター)

(参考2) 暖房、点検、ヨシ!~5つの点検で火災を未然に防ぎましょう~(独立行政法人製品評価技術基盤機構)

相談窓口のご案内

困ったときは消費生活センターにご相談ください。