【注意喚起】動画広告から「日本製フライパン」を購入したのに実際は海外から外国製のものが届いた!という相談が寄せられています

消費生活センターには「広告の説明とは異なるものが届いた」といった相談が多数寄せられていますが、特に最近、動画広告から購入した「フライパン」に関する相談が増えています。

事例

動画の広告からフライパンを代引で決済して注文した。日本製で人気のため注文が殺到していると宣伝し、80%引きで5800円だったが、海外から外国製の商品が届いたため返品したい。どこに返品すればいいかもわからないが、宅配業者からは海外に送り返すことはできないと言われた。どうすればいいか。

ネットの広告から購入するリスク

ネット広告の全てが詐欺や悪質なものではありませんが、消費生活センターにはネット広告から購入した商品に関する相談が非常に多く寄せられていることも事実です。

たとえ詐欺や悪質な事業者によるものではなくとも、年齢や個人の趣向等を分析されたうえで繰り返し表示される広告により「本当に必要なものか」などを慎重に考えずに購入してしまうリスクもあります。
基本的に通信販売にクーリング・オフは適用されないことから、ネット広告から購入する場合は慎重に検討おすすめします。

他にもこんな商品で相談が増えています…小型ハンディファン、サーキュレーター等

海外事業者が運営している場合も

事例のようにネットの広告から誘導されたページに「日本製」と記載されていたり、その他の記載が全て自然な日本語であっても、海外事業者が運営している場合もあります。海外事業者の場合、連絡が取れず返金などが困難な場合も多く注意が必要です。

もしものために日頃からのスクリーンショットの習慣を

通信販売では、クーリング・オフが適用されず、解約や返品は業者の規約に基づくとことになります。万が一のトラブルに備えて、日頃からネットショッピングの際には広告画面や最終確認画面などのスクリーンショット(画面の写真)をする習慣をつけておきましょう。

実際にトラブルにあった際の対処法はこちら

相談窓口のご案内

上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。