【注意喚起】海外のオンライン旅行代理店(OTA)から予約してトラブルに!ネットでの旅行の予約は慎重に

最近は、インターネットで旅行を予約することも一般的になり、特にネット上だけで予約や支払いなどの取引を行う旅行会社(OTA/Online Travel Agent:オンライン旅行取引事業者)を利用する人も増えています(サイトは日本語表記でも運営業者が海外OTAの場合もあります)。

旅行の申込みは、キャンセルの条件やオプションプラン・特別料金の適用など、内容が複雑なケースも多くあることから、注意が必要です。

事例

海外旅行へ行くため、海外のオンライン旅行代理店(OTA)からホテルと航空券をセットで予約した。旅行の3日前まではキャンセル料のかからない有料オプションを付けたのに、キャンセル時に航空券は返金不可と返事が来た。

海外事業者の場合は交渉が難しい場合も

原則として、契約(申込み時に同意した規約を含む)に従うことになることから、まずは申込み時の画面にどのような表示があったか等を確認し、契約内容と異なる場合は事業者と交渉していくことになります。

ただし、事業者が海外のオンライン旅行代理店(OTA)である場合は、日本の旅行業法に基づく事業者ではないことも多く、日本の法律を用いた解決や日本語での交渉が難しい場合もあります。

リスクをよく理解したうえで利用を検討しましょう

旅行業者の店頭に足を運ばなくても、パソコンやスマホで手軽に旅の予約ができるなど便利な面もある海外OTAですが、事例のようにトラブルになった際のリスクも十分に理解したうえでサイトを利用するかどうか検討しましょう。

インターネットで予約する際のチェックポイント

申込時

  • サイトの運営者が日本の事業者か海外事業者か。

  ※海外事業者の場合、英語でしか対応してもらえない場合があります。

  • お客様対応窓口への連絡手段(電話、メール、チャット)
  • キャンセルの可否、キャンセル条件、キャンセル無料期間、時期ごとのキャンセル料
  • 最終確認画面をスクリーンショットなどで保存する。

申込後

  • 予約確認メールやマイページの内容に間違いがないか。
    ※間違いがある場合はすぐに事業者へ連絡する。
  • スクリーンショット等の資料は旅行が終わるまで保存する。
実際にトラブルにあった際の対処法はこちら

相談窓口のご案内

上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。