事例
マッチングアプリで出会った女性と無料通話アプリでやり取りしていたが、女性から「携帯電話を変えたのでしばらく別サイトで連絡したい」と言われ、誘導された出会い系サイトに登録した。その後、女性と直接会うことになり、連絡先を交換するためにはポイントが必要と言われ、クレジットカード決済で5千円分のポイントを購入した※。更に「保証のため」「文字化けしている」「手続きが間違っている」などと追加の費用が必要と指示があった。支払いをするばかりで連絡先が交換できないので、返金してほしい。
※電子マネーなどで支払いを求められる場合もあります。
神戸市消費生活センターからのアドバイス
返金を希望する場合、基本的には出会い系サイトの利用規約に従うことになりますが、トラブルの経緯を時系列にまとめた経緯書を作成し、返金についてサイト運営事業者や決済代行業者と話し合いを行うことで返金に応じるケースもあります。
可能な限りサイト内に残っているメールややり取りの記録などを保存しておきましょう。
クレジットカードで支払った場合
また、クレジットカード会社へ連絡し請求の保留を依頼しましょう。但し、保留をするかどうかはカード会社の判断になります。その際、クレジットカード会社から抗弁書や経緯書の送付を求められる場合があります。
抗弁書の書き方(一般社団法人日本クレジット協会(外部リンク))
電子マネーで支払った場合
管理番号が書かれたシートなどを保存しておき、電子マネー発行業者に連絡しましょう。
相談窓口のご案内
上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。