事例
ネットで商品を注文し、指定口座へ代金6,000円を振り込んだら、「在庫が欠品していて注文の品を届けられないので○○ペイで払い戻す」と言われた。
その後、指示されたアプリをダウンロード(※)し、業者から何度も操作の指示を受け手続きを行ったつもりが、知らない間に業者へ40万円送金したことになっていた。
※LINEの友だち登録が必要と言われ被害に遭う場合も報告されています。
絶対に相手の指示に従ってスマホを操作しない!
疑わしいサイトには以下のような共通の特徴が挙げられます。
①店舗や他のネット通販サイトでは品薄のものが値引きして販売されている。
②支払いが銀行振り込みに限定されている。
③「○○ペイで返金します」と言われる。
このようなサイトが全て詐欺サイトというわけではありませんが、代金を銀行振込しているのに、返金は決済アプリで行うのは極めて不自然です。
事例のような被害が多発していることを念頭に、特に無料通話アプリでのやりとりを勧められ、③「〇〇ペイで返金します」のフレーズが出た場合には詐欺を疑い、業者の指示には絶対に従わないようにしましょう。
送金してしまった場合の対応
すぐに決済した○○ペイの二次元コード決済サービス事業者に経緯を伝え、補償を求めることができないか相談するとともに、警察にも速やかに相談してください。
このような○○ペイでの返金以外に手続きと偽って業者の指定口座へ振り込みを誘導する悪質なケースもあります。
相手の指定口座へ振り込んでしまった場合は、警察と振り込んだ先の口座がある銀行へ連絡し、「振り込め詐欺の被害に遭い、銀行口座に資金を振り込んだ」旨を伝え、振込先の口座凍結の手続きについて相談してください。
振込先銀行の連絡先は(一社)全国銀行協会のウェブサイトでご確認ください。
(一社)全国銀行協会(外部リンク)
振り込め詐欺等の被害を受けた場合の振込先銀行の電話連絡先
相談窓口のご案内
上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。