固定電話に自動音声で電話がかかり、「〇時間後に電気(や電話)が止まる」ことを突然告げられたら慌ててしまいませんか。実際にそんな電話が多発しています。
事例1
固定電話に「2時間後にこの電話の利用は終了します。オペレーターに繋ぎたい方は1番を押してください」と自動音声で電話がかかってきた。電話が利用できなくなると思い1番を押し、名前と生年月日を伝えてしまった。
事例2
固定電話に自動音声で「クレジットカードの料金が未納になっている。確認する場合は番号を押すように」という電話がかかってきた。うっかり番号を押してしまい電話口に出た人にクレジットカード番号を答えてしまった。
それは詐欺です
ハガキやショートメッセージ、メールなどで送り付けられていた架空請求と同じ手口です。電気や電話、インターネットなど、さまざまな料金での事例が報告されています。不安を煽って名前や生年月日、住所、銀行口座やクレジットカードなどの個人情報を聞き出したり、お金を払わせたりするのが狙いです。
神戸市消費生活センターからのアドバイス
ハガキやメールなどの場合と同じく、無視しましょう(電話を切る)。
もし電気や電話など料金の支払い状況が気になる場合は…
もし、電気や電話など料金の支払い状況を確認する場合も、不審な電話の自動音声ガイダンスやオペレーターが案内する連絡先ではなく、自分で料金の明細や請求書などから契約している会社の連絡先を調べて問い合わせましょう。
相談窓口のご案内
上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。