事例
スーパーの駐車場で自家用車のタイヤをパンクさせてしまった。インターネットで検索し「2,380円~」と掲載のあった事業者に電話をかけ依頼したが、「キャンセルはできない」と言われた。事業者が到着後、状況を確認し、「作業費用として3~4万円かかる」と言われたが高額のため払えないと伝えると「キャンセル料も1~3万円かかる」と言われたため車に乗せてあるスペアタイヤに取り換えてもらった。最終的に、4万円の請求があり現金で支払ったが半額でも良いので返金して欲しい。
他にも以下のような相談も寄せられています
- 十分な説明がないまま作業され、高額な料金を請求された。
- 不要だと伝えるとキャンセル料を請求された。
- 費用を損害保険会社に請求できると言われて頼んだが認められなかった。
- 作業内容(原因診断)が不適切で直らなかった。
トラブルに巻き込まれないためのポイント
- 自動車の故障等が生じた場合は、まずは自動車保険を契約している損害保険会社や損害保険代理店に問い合わせましょう。
- 自動車保険で対応できないなどでインターネットで検索した業者に依頼する場合は、サイト等の表示や電話で説明された料金をうのみにせず、現場に業者が到着したら作業開始前に見積金額を必ず提示するよう依頼しましょう。
- 当初想定していた料金とかけ離れた作業を提案されるなど、少しでも不安を感じたときは作業を断るようにしましょう。
- 請求金額や作業内容に納得できない場合は、きちんとした説明を求め、トラブルになったときには消費生活センター等に相談しましょう
保険会社のロードサービス窓口一覧
以下のサイトに、損害保険会社各社のロードサービス窓口一覧が掲載されていますので参考にしてください。
クーリング・オフができる場合も
自宅以外の路上などに来てもらい修理を依頼した場合やインターネットのサイトの表示額と実際の請求額が大きく異なる場合などは特定商取引法の訪問販売によるクーリング・オフが適用できる可能性があります。
しかしながら、事業者によってはクーリング・オフに応じず、返金などの交渉が難航する場合もあります。トラブルになった際はすぐに神戸市消費生活センターにご相談ください。
相談窓口のご案内
上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。