こんな相談が多数寄せられています
＜事例１＞「SNSに百貨店の閉店セールで、ブランドバッグが安く売られていたので、25,000円のバッグを2つ申し込んだが、商品が届かない。」
＜事例２＞「SNSを閲覧していると、店舗では品切れしていることの多い商品が値下げされて販売されていたので申し込んだが全く違う品が届いた」
被害回復は難しい場合が多い
偽通販サイトは海外の悪質な事業者が運営している場合も多く、トラブルに巻き込まれると返金などの被害回復が難しい場合が多いため、偽通販サイトに引っかからないよう注意することがとても大切です。
ここを要チェック！怪しいサイトを見分けるポイント
以下のチェックポイントに当てはまるものが多い場合は、リスクが高いことを理解したうえで、極力利用を避けることをお勧めします。
URLが暗号化(SSL)されていない
・暗号化されていない場合は、一般的に偽サイトのリスクが高い傾向にあります。
URL末尾が「.xyz」「.org」「.top」など見慣れないドメイン名
一般的なドメイン（例えば「.jp」「.com」)などではなく、見慣れない場合は要注意。
相場より大幅に価格が安い、購入を急がせる、入手が難しい商品が値引きしている
流行していて手に入りづらいはずなのに「格安」で販売されている。
「今日だけ！」「○時まで限定」などと購入を急かしている。
他のサイトでは、どこも売り切れているのに少し値引きして売っている。
事業者への連絡方法が、メールアドレスのみ、Webサイトでの問合せフォームやフリーメールのみである。
連絡がつかない場合、トラブルが発生した場合、対応が困難となる場合が多いです。
事業者の所在地・電話番号の記載がない。
所在地が記載されていても番地等が実在しない例もあります。
支払い方法が「銀行振込」や「代金引換」のみ
振込先口座が個人名や外国の法人名称であるように見える。
※クレジットカード払いでも、個人情報を抜き取られる場合があり注意が必要です。
クレジット払いを選んだのに、支払い画面では銀行振込のみになるなど不審点を感じたら、すぐさま手続を停止してください。
変な日本語表記
日本語が不自然である場合や、見慣れない漢字が使われている場合なども要注意です。
その他の注意点
そのほか、「サイト内のリンクが適切に機能しない」「決済がスムーズにできず、何度も入力させられる」ことなどがないか、併せて気に留めておきましょう。
（参考１)サイトの信ぴょう性を確認できる「SAGICHECK」
ウェブサイトの信ぴょう性を確認できるサービス「SAGICHECK」（外部リンク・一般財団法人日本サイバー犯罪対策センターＨＰ）があります。
- JC3（一般財団法人日本サイバー犯罪対策センター）が収集した、偽ショッピングサイトの情報が、安全ではないサイトとして表示されています。
- 利用は無料です。
【注意点】 確認結果は、判断の参考として利用してください。
（参考２)「悪質な通販サイト情報」でチェックする
国民生活センター越境消費者センターが確認した「悪質な通販サイト情報」（外部サイト・国民生活センター越境消費者センターHP）
ただし、以下の点によく注意して利用してください。
【注意点】
・海外サイト（越境取引）のみが対象となっています。
・すべてのウェブサイトを網羅したものではないため、掲載されていないウェブサイトであっても、上記のような特徴が見られる場合は信頼できるウェブサイトでない場合があります。
注文する前に偽サイトだと気づくことが重要です。
最近では、見分けがつかないほど、似せてサイトを作成しているものが増えていますので、いくつかの見分け方を参考にしてリスクの高いサイトの利用は避けることをお勧めします。
相談窓口のご案内
上記をご覧いただいても解決しない場合は消費生活センターにご相談ください。