高校で学ぶ!「大人になる前に知っておきたいお金の話」

神戸市立六甲アイランド高等学校1年生9クラスで、学校・専門機関(J-FLEC)・消費生活センターの連携による「金融経済教育」が実現しました!(「家庭基礎」の授業)
教師からは「高校生の時からこのような授業を受けられるのは本当に羨ましい!」という嬉しい声が届いており、新年度からは市内の学校から申し込みができるよう準備を進めています。

J-FLEC(金融経済教育推進機構)
金融経済教育の推進を目的として法律に基づいて2024年に設立された中立・公正な認可法人。全国の企業や学校等に講師を派遣し、金融経済に関する様々なテーマの出張授業を無料で実施しています。⇒公式Xのポスト

授業の様子

(1)「消費生活センター」ってどんなところ?

消費生活センター職員が「若者からの相談の多い消費者トラブル事例」や「成年年齢引き下げにおける注意点」等についてお話ししました。

参考:配布資料

若年者向けのチラシ(YouTube動画・188の紹介)を配布しました。
※各YouTube動画はこちらから。

若年者向けチラシ(PDFファイル)

(2)「大人になる前に知っておきたいお金の話」

J-FLEC認定アドバイザー 大石 泉講師に、金融リテラシーや資産形成(NISA、iDeCo、金融商品等)の基礎知識についてお話しいただきました。

参考教材

J-FLEC(金融経済教育推進機構)HP【標準講義資料_高校生向け】大人になる前に知っておきたいお金の話

授業後の感想

【生徒】から

  • 今まで、投資やお金の動きについてとても興味はありましたが、どこから勉強すればいいのかわからなかったり、家庭科の時間では家計とか詐欺についての話で、本格的な投資の話はなかったので、とても勉強になりました。
  • 金融リテラシーを身に付け、家計を把握し、目的に応じた金融商品を選択して、お金と上手に付き合っていきたいと思いました。
  • 成年年齢が18歳に引き下げられて、契約も親の許可なしに自由に結べるようになり、適切な金融リテラシーを持つことが大切だと感じました。
  • これから大学生になったり就職したりで一人暮らしをしたら、慣れない生活でお金をなくすことがあるかもしれないけど、そんなときは今回の授業でなっらた金融リテラシーを持ち、悪質な人や悪徳業者などの儲け話などに騙されず自分で投資、貯蓄していかないといけないと思う。

【教師】から

  • 消費生活センターのお話は、生徒たちが騙されやすい事例だけに絞ってお話しくださったことが、より生徒の印象に残ったことと思います。
  • 「大人になる前に知っておきたいお金の話」では、具体的でポイントを押さえて頂いた内容でしたので、生徒にとって分かりやすいお話でした。

困った時は一人で悩まず、すぐ相談。

商品やサービスの事で困った時は、消費者ホットライン188(い・や・や)までご相談ください。