SNSを中心としたインターネット上で起きる消費者トラブルは後を絶たず、消費者トラブルは今や10代から20代の若い世代の皆さんにとって誰にでも起こりうる身近な問題となっています。
そこで、神戸市消費生活センターは、2023年9月に流通科学大学と協働でセミナーを開催し(3日間)、若い世代の皆さんが自身の学びと、自らの視点で同年代に向けたメッセージを発信することを目的に、SNSの活用アイデアを提案していただきました。
セミナーの企画と提案までのステップ
セミナーの様子
①講義
まず初めに消費者トラブルの現状と課題を神戸市消費生活センターから学生の皆さんにお伝えしました。また、マーケティングの専門家からも講義がありました。
②ディスカッション・中間提案・フィードバック
学生の皆さんのグループとマーケティングの専門家、消費生活センター職員が輪になって、ディスカッションと中間提案、フィードバックなどを行いました。
学生の皆さんには、専門家や消費生活センターからのアドバイスを踏まえてSNS用のコンテンツを制作していただきました。
③プレゼンテーションと表彰
各グループから動画コンテンツを中心にXやTikTokで公開できる工夫を凝らした様々な提案がありました。
最終的にマーケティングの専門家と消費生活センター職員が評価を行い、最優秀賞等を表彰しました。
入賞作品
最優秀賞「はにゃ?と思ったら188に相談」
優秀賞「いっぱっぱに相談」
今後も消費生活センターは若い世代の皆さんとともに消費者トラブルの未然防止に努めていきます。